16. 金沢
今年2回目の出トーキョーは石川県金沢市。北陸新幹線「かがやき」に乗り、金沢へ。
金沢城へ行ってきました。
1602年 天守閣が落雷によって焼失
1620年 金沢城が焼失
1631年 金沢町の火災により金沢城が焼失
1808年 二ノ丸御殿が全焼
1881年 金沢営所より出火し、二ノ丸など全焼
「めっちゃ燃えとる」
日本海側とか関係あるのかなとか思ったりもします。
晩御飯は金沢出身の方のオススメで「長八」というお店へ。
メニュー見ただけで心が弾みますよ↓
ここがお金の使い時だと、「寒鰤の造り」と「のどぐろの押し寿司」を食べました。めちゃくちゃおいしかったです。
美味しいものってやっぱいいですね。
ありがとう、長八
ありがとう、海の幸
ありがとう、日本海
いつも通り最後投げやりですが、なんかすごい標準的なブログっぽい記事になりました。写真ってすごいですね。
15. カレーパン
先日、大学の近くのとあるパン屋さんでカレーパンを買った時の話です。
カレーパン135円とあったのを買ったら、次のようなレシートが帰ってきました。
一瞬、生まれた頃にタイムスリップしてしまったのかと思いました。
参考:消費税のあゆみ
1989年(平成元年) 消費税導入 3%
1997年(平成9年) 消費税増税 5%
店にあった説明によると、「そのうち消費税が10%になるから、消費税が8%の期間は、5%だった頃の値段に、3%足して計算する」とのことでした。すごい肝の座り方ですね。
帰り道、カレーパンを食べながら、なんか変だなと考えていたら、やっぱり微妙にアンフェアですよね、コレ。
なんかちょっと大げさですが、元のカレーパンの値段(消費税を加える前の値段)をXとおきます。
すると、135円という値段は5%時代の税込の値段なので、
X × 1.05 = 135
ということがわかります。
一方、今の消費税は8%なので、カレーパンは
X × 1.08
という価格にしなければなりません。
ところが、レシートによると
135 × 1.03 = 139
という計算が行われています。これは、カレーパンの元の値段を使って表現すると、
X × 1.05 × 1.03 = X × 1.0815
という計算をしていることになります。
つまり、本来は 「X × 1.08」円のところを「X × 1.0815」円という値段がついているということになります。
130円程度のカレーパンの買い物では1円の誤差も出ませんが、2億円分くらい買い物すれば30万円も差が出てしまいますよね。カレーパンを2億円分買う予定がある人は気をつけてくださいね。
実際にあった中学入試みたいな話でした。
14. 節分
昨日、2月3日は節分でした。
節分といえば、恵方巻き。恵方とかいう毎年変わる方角を向いて食べるやつです。今年の恵方は「北北西」だったそうです。ほぼ「北」。
今年の恵方はほぼ「北」だったわけですが、ところで「北」って強いですよね。
お笑い芸能人の頂点には「北野たけし」がいます。スポーツ選手には最強のスイマー「北島康介」がいます。「堀北真希」が最強なのは言うまでもありません。「北条政子」に「葛飾北斎」に日本の歴史を振り返っても強い人がさくさんいます。
最強無敵のピン芸人、サンシャイン池崎も「北枕」という言葉を好んで使います。
「関東」も「北関東」になった途端、強くなりますよね。「九州」もそうです。「北九州」。
47もある都道府県において、たった1人で「道」の文字を背負う「北海道」。むしろその有り余る強さが器に収まりきらなかったため、新たに「道」という分類が作られたと解釈した方が自然でしょう。同じように、東京23区の中で、その実力を買われ、たった一文字で1区を任されている唯一の区が「北区」です。*1
「北アメリカ」と「南アメリカ」の経済力の違いの理由は、「北」がついてるかの違いです。
「北海油田」がイギリス史に与えた影響は計り知れませんし、「北鎌倉」は渋谷からたったの569円で行けます。「北参道」は渋谷からたったの2駅。
地上最強の暗殺拳は「北斗神拳」、今なお国際社会に脅威を与えているのは「北朝鮮」、全ての磁力線が目指す地球上で最強の地点は「北極点」、そんな最強の地域「北極」の生態系の頂点に立つバケモノは「ホッキョクグマ」…
おしまい
*1:唯一というのは誤りで、後日、港区のことに気づきました。港区の皆様、申し訳ありませんでした
13. 明大前
明大前をご存知でしょうか。
京王線の駅で、特急も止まる主要な駅です。明治大学の和泉キャンパスがすぐそばにあるので「明大前」。自分は小さいころからこの駅を使うことがあり、「明治大学」を知る前から「明大前」を知っていました。
そのせいか、実は「明大前」が「明治大学前」の略だと気づいたのは大学生になってからです。それまでずっと「メイダイマエ」は「メイダイマエ」だと、何も考えておらず、漢字で「明大前」と書いても何も気づきませんでした。明大前を小さいころから使っていた人には似たような人がいるのではないかと思います。
同様なことが、また最近ありました。去年の暮れに、高校生の頃からのあこがれであった中島みゆきの「夜会」へ行きました。場所はTBSの赤坂ACTシアター。シアターへの行き方を調べていると、「赤坂」駅か「赤坂見附」駅が近いことがわかりました。検討の結果、赤坂見附から行くことにしました。
そして、駅で電車から降り、町に出た瞬間、そのとき初めて「あ、赤坂見附の赤坂って赤坂やん!」と気づきました。今まで幾度なく通過してきた赤坂見附、乗り換えをしたこともたくさんあります。「赤坂」と入っているのにまったく気づきませんでした。
おそらく、明大前の件と同様、赤坂より先に、赤坂見附という駅を先に知ったからなのだろうと思います。
言葉とか、概念を覚える順番ってすべてが順序良くいくわけではありませんよね。みなさんもこんなことの1つや2つ、あるのではないでしょうか?
ーーーー明大前より投稿
12. America First
アメリカのトランプ新大統領が早速、たくさんの大統領令を出しているそうですね。
ここ最近、ニュースででよく「America First」という言葉を耳にします。今年の暮れにこの「America First」という言葉がどういう聞こえ方をするのか、ちょっと興味があるのでこのようなタイトルにしてみました。別に賞賛とか批判がしたいわけではありません。
昨日のニュースによると1月20日に大統領に就任してからすでに、13個の大統領令を出したそうです。
ニュースでは「あらやだ、いきなりたくさん」みたいな雰囲気で語っていました。しかし、政権発足時というのは政権が一番力(支持率など)を持っている時期で、その時期ににやりたいことをたくさんやるのは当たり前な気もします。
1972年9月に日中国交正常化を実現した田中角栄元総理も、内閣発足後真っ先に取り組んだのが、この日中国交正常化だったそうです。
この田中角栄の言葉に
「企業の社長になったらできるだけ早く大きな仕事をやるべきだ。『熟慮断行』もヘチマもない。『待てば海路の日和』では、とても大きな仕事などできない」
というものがあるそうです。
これは政治や経営だけでなく、日常のもっと小さいことにも当てはまると思います。個人でもチームでも、やり始め、立ち上がりの時のエネルギーってのは無駄にしたくないですよね(もちろんそのエネルギーがずっと続くのが理想ですが)。
そういうこともあって、トランプ大統領の大統領令を出すペースってそんなに速いものなのかなと、ちょろちょろネットサーフィンしてみました。
結果、ほしい情報は見つけられなかったのですが、歴代の大統領による大統領令の量のリストを見つけました。第二次大戦中に大統領を務めたルーズベルト大統領の量が圧倒的ですね。
https://en.wikipedia.org/wiki/List_of_United_States_federal_executive_orders
ちょっとずつ日々のニュースを使った記事も書いていければと思います。
メモ
それぞれちゃんと調べる。違いを知る。
・executive order 大統領令
・presidental memorandum 大統領覚書
Presidential memorandum - Wikipedia
・presidental directive 大統領指示
Presidential directive - Wikipedia
11. グレイビーボート
クレイビーボートというらしいですね。これ ↓
知らない言葉を覚えるたびに
僕らは大人に近くなる
けれど最後まで覚えられない
言葉もきっとある
10. Sign with Me
久しぶりに本郷にある手話喫茶Sign with Meに来ました。
東大の赤門から本郷通りを渡ってすぐのところにあるスープカフェ。この店では店内の公用語が日本手話です。店内の公用語が日本手話というのは、注文など諸々のコミュニケーションが全て手話で行われるということです。聴覚障害を持った店員さんもいるので(全員そうなのかも?)、本当に全部手話です。ただ、手話ができなければ入れないわけではなく、写真を指差して注文できるなど様々な工夫が用意されているので、どんな人でもゆったり楽しめます。前に来た時は一切手話とか使っていないお客さんもいたので、近隣の人にとっては普通のカフェなのだろうと思います。
もちろん、注文が手話なだけで、店内では音声言語で話しても手話で話しても自由です。声で話している人の方が多い気がしますが、手話で話している人もたくさんいます。自分のように1人で作業している人もいます。
と1人で作業していたら、初めてここに来たときを思い出しました。
初めて自分がSign with Meに来たのは、大学1年生のときでした。手話サークルの4年生の先輩に連れて来てもらいましたが、何を話したかはあまり覚えていません笑
当時1年生だった自分には、自分と関わる4年生の先輩がみんなすごい人に見えていました(実際すごい人ばっかでした)。
自分も4年生になったら、こんな人になりたい、この人を越すようなすごい人になれるように頑張ろう!そんなやる気溢れる1年生でした。
しかし、気づいたらもう自分が4年生。当時すごいなぁと思っていた先輩たちに自分は追いつけたのか、4年生も終わりかけの自分に自問してみます。
なんでだろうなぁ
どこで時間を無駄にしてしまったのだろうとちょっと悲しくなります。
残り2年ある学生生活、無駄にしないように頑張りたいと思います。
…最後に差し込みどころがなくなってしまったコーヒーの写真。なんか、めっちゃ新しくなっていてカッコいいです。